こんにちは、ちょるみです。
今回は、
『35歳から「一生、負けない」生き方〜ランチェスター秘密の人生法則〜』という本について、
考察していきます!
それでは、どうぞ。
著者について
この本は著者が2名になっています。
1人は、栢野克己(かやのかつみ)さん
うつ病などを繰り返し、転職すること8回。社会人10年目のとき、一か八かで書籍を出版しロングセラーに。
もう1人は、竹田陽一(たけだよういち)さん
ランチェスター経営戦略の生みの親。
竹田さんはこの本を書いているわけではなく、
栢野さんが引用元として竹田さんの書籍を
使っているという立ち位置です。
『35歳から「一生、負けない」生き方』全体の要約
この本で言いたいことはつまりこんなことかなと。
「凡人は量でしか勝てないから、朝早く起きてたくさん働く」
「弱者戦略で、一点集中を長期間やる」
「複数やって成功するのは一部の天才だけ」
『35歳から「一生、負けない」生き方』第1章の要約
第1章では、マインドを養うことの重要性を語っています。
「五年・定年の法則」:入社後5年の成績と定年までの成績は基本的に変わらないということ
これは、多くの人を見てきた竹田さんの経験だそうです。
ですが、例外的に成績を上げられる人がいる。
- 良きリーダーとの出会う
- 強制力を使う
- 素直である
- 人の長所を見て褒める
- 人間は2種類であると知る
この要素を満たしていくと人は成長できる。
一方、フリーランスや社長になって大成長する人もいる。
フリーランスや社長は基本的にものを言ってくれる人がいなくなるので、
自分で自分を律することのできない人は成長していくのが難しい。
そんな中でも、気づきを得るための手段はある。
- 本を読む
- CDやDVDなどの教材で学ぶ習慣をつける
- 愚直に実行し続ける
- 仲間を作る
- 真似をする
- 疑う。鵜呑みにしない
『35歳から「一生、負けない」生き方』第2章の要約
第2章では、竹田さんの過去を振り返ります。
竹田さんの過去
竹田さんの過去は、ダメダメだったらしい。
妻と子ども2人がいながらも、職を転々とし、
収入なしの期間もあったとか。
僕も同じ家族構成なので、想像するとゾッとします。
成功者は一度は絶望的な状況に陥るということです。
追い込まれると人間頑張るものですよね。
竹田さんが過去から得た教訓
それは、
「早起き+長時間戦略」の実行
すぐに結果は出ないかもしれないが、
自分が求める大きな夢・目標に辿り着くには、
「早起き+長時間戦略」をすぐに始めるべきとのことです。
僕も早速実施していこうと思います。
『35歳から「一生、負けない」生き方』第3章の要約
第3章では、「弱者の人生戦略」を学びます。
凡人が成功するには時間をかけるしかない
全ての人に平等に与えられているもの、
それが時間です。
秀でた能力もない、
学歴もない、
実家が金持ちでもない
となれば、あなたが成功者になる術は、
時間をかけて財産を積み上げていくしかないのです。
人生の目標を具体的に立てよ
人生において長期的な具体目標を立てられている人がどれくらいいるでしょうか?
おそらく100人に3〜4人と言ったぐらいでしょう。
でもそれは仕方のないことでもあります。
なぜなら、多くの人は目標を立てられずにいるから。
長期の具体目標が立てられない理由
2つあります。
1つ目は、秀でた能力がないから。
秀でた能力がないために、
「これを伸ばそう」というものが何なのかわからないのです。
2つ目は、長期プランは立てるのが難しいから。
多くの人は体験したことを想像できません。
それと同じで体験していない未来のことを想像するのは
かなり難易度の高いことなのです。
ではどうすればいいか?
「弱者の人生戦略をとる」のです。
人生目標の設定手順
- 現在担当している仕事の中で、「自分にとって一番の強み」をはっきりさせる
- ①で決めた強みに年間3200〜3700時間(1日12〜14時間)の投入を5〜7年間継続し、その分野で1位になる
- 1位を3年以上守り続ける
- 連続して1位になった後で、その過程と1位を守るためのやり方を反省する
- 戦略の研究をする
『35歳から「一生、負けない」生き方』第4章の要約
第4章は「弱者の戦略」の具体的な内容に触れています。
35歳からは「新しい仕事」には積極的に立候補すべし
新しい仕事はまだ誰もやったことがない。
だから1位になりやすい。
ベテランやその道に少し詳しい人は、
新しい仕事を敬遠する。
なぜなら、面倒だから。
面倒を進んでやることで、
やり続けることであなたはその道のプロになれる。
売上を上げたければ打席に立つ回数を増やす
訪問営業の場合、
「売上=販売技術×訪問件数」で決まるそうです。
重要度でいうと、販売技術3:訪問件数7なんだそう。
訪問営業に限らず、何事もまずは両稽古。
文章力もそう。
お客様を知る
販売において何よりも重要なのはお客様を知ること
商品を買う場合、決定権は100%お客様にある。
売る側には1%もないということを知っておく。
そして、その決定を他社ではなくあなたにしてもらうためには、
お客様が喜ぶことをしなければいけません。
全てはお客様のために。顧客主義です。
自分のことは脇に置いておきましょう。
弱者の戦略は「一点集中」
仕事ができるようになるには、
2〜3つのことを同時にこなせるようにならないとダメ、
と言いますが、逆です。
平凡な我々は一つのことに100%の力を割くべき。
独立してサラリーマンと同じ働き方ではダメ
独立後も1日8時間労働、週休二日制をやっていたのでは、
すぐに倒産してしまう。
というか、独立するのであれば、
サラリーマン時代から1日12時間労働の「必勝型」
もしくは1日14時間労働の「圧勝型」を10年はこなしていなければいけません。
このような実績のない人が独立したからといって、
急にそのような仕事の仕方ができるようになるものではありません。
時間の拡大は朝方で
業績優秀な企業・ビジネスマンの多くは、
朝7:30〜オフィスで勤務開始します。
これは竹田さんの調査で明らかになっているそうです。
特に朝7:30〜9:00の時間帯は1日で最も価値がある時間帯で、
「ダイヤモンドの時間帯」と名づけているそうです。
『35歳から「一生、負けない」生き方』第5章の要約
第5章は「〇〇」
この5つに当てはまる人は独立しないほうがいい
- 朝が遅く時々遅刻している人
- 大したことではないのに文句を言ったり、骨惜しみする人
- 自分は苦労して荷物を担ごうとせず、いつも評論家的で傍観者的な人
- 何事にも飽きっぽく、一つのことが長く続かない人
- 基線的にルーズで浪費癖のある人
結局、40歳まで長時間労働してこなかった人は、
そもそも本質的に仕事に向いていない。
だから、どうにか今の会社にしがみつく計画に変更すべき。
35歳から人生大逆転するには「経営戦略」をマスターせよ
20代、30代前半で本を読んでこなかった人たちは、
いいチャンスだと思って、休日の5割を
自己啓発に当て、戦略の研究に取り組みましょう。
この戦略はもちろん「ランチェスター弱者の戦略」です。
そうすると40歳になったあたりで戦略と戦術の違い、
戦術リーダーの役目がわかるようになるでしょう。
経験を積めばわかるようになるのでしょうか・・・?
要は、35歳を過ぎてからは、戦略の研究に時間を割くこと。
それがあなたの人生を大きく変えるエネルギーになる。
あなたの人生はあなたがオーナー
人生プランを立てましょう。
ユダヤ人は毎週日曜が計画を立てる日なんだそう。
だから月曜からはスムーズに働ける。
あなたはどうだろうか?
日曜に遊びまくって、月曜の午前中が計画を立てる時間
になってないだろうか。
勝負は日曜日から始まっている。
人徳を高める方法
とにかく勤勉に長時間働くこと。
凡人は量稽古。
すると自然と性格も良くなっていく。
おわりに
なんか、よくわからなかったなというのが正直な感想。
また時間を置いて見直したら感想も変わるかもですが。
とにかく、
「朝早く起きてたくさん働け」
「弱者の戦略で、一点集中を長期間続けろ」
そしたら非凡になれる。
ということかな。
以上です。