ちょるみです!
前職はITコンサルタント、現在は通信キャリアで新規事業開発をやってます。
- web3.0ってなに?
- web3.0があるってことは、1.0や2.0もあるの?
- web3.0で世の中どう良くなるの?
こんな悩みを解決できます!
この記事で解説する『web3.0とはなにか』を理解すれば、皆さんもweb3.0の世界に入ってみたくなるかもしれません!
実際に僕は本業でweb3.0関連の新規事業立ち上げをやっているため、得た知識をこの記事でアウトプットしつつ、みなさんのお役に立てればと思っています。
記事前半では『web3.0の概要』を解説し、後半では『web3.0で世の中がどう良くなるか』を紹介しますね。
web3.0の概要
web3.0は「次世代の分散型インターネット」
「次世代の分散型インターネット」のことです。
次世代?分散型?という方のために、もう少し噛み砕くと、
「将来的に一般的になると言われている個人間取引が可能なインターネット」です。
インターネットの民主化だ!なんて言われてたりもしますね!
web3.0は、2014年にEthereum共同設立者のGavin Wood氏によって提唱されたもので、ブロックチェーンを活用することで、個人がデータ管理をする時代を作ろうとしているんです。
web1.0は「一方向情報伝達」web2.0は「双方向情報伝達」
じゃあ、web1.0,web2.0はどうだったか?
web1.0
Web1.0は、インターネットが普及をはじめた1990年代のことをさします!
1995年にWindows95が発売されるなど、一般家庭にインターネットが急速に広まっていきました。
しかし、当時の主流はEメールのやり取りや企業ウェブサイトの閲覧だけで、個人がコンテンツを作ることは珍しい時代でした。
そのため、Web1.0は「一方向の情報伝達」の時代とされています!
web2.0
Web2.0は、私たちが現在利用しているインターネットのことを指します。
2000年代初頭になると、光ファイバーやADSLによる高速なネット環境が整い始め、これにより常時インターネットに接続することが一般化していきまきた。
各種SNSやYouTubeなどのサービスも登場し、誰もが発信できるようになったことにより「双方向のコミュニケーション」が可能になった時代でもあります!
双方向コミュニケーションが可能になった一方で、私たちは膨大な個人情報を企業側に開示しています。
こうした特定の企業によってサービスの運営と情報の管理がされるWeb2.0は、「中央集権型のインターネット」とも呼ばれているんです。
企業による不透明なデータ利用や、情報漏洩などが度々問題となり、プライバシーやセキュリティーの観点から疑問視する声が多いのも事実です。
web3.0で世の中はより安心で自由になる
中央管理者を介さないブロックチェーン技術をベースとしたWeb3.0では、以下のようなことが可能になると考えられている。
- プライバシーとセキュリティーの向上
- 言論とアクセスの自由化
プライバシーとセキュリティーの向上
企業による管理が存在しないWeb3.0では、サービス利用時に個人情報の登録が不要になります。
そのため、これまでよりも個人情報漏洩のリスクは低くなります。
またP2P(ピアツーピア)と呼ばれる通信方法を活用することで、特定のサーバーを介さずに通信できるようになるため、サーバーダウンといったトラブルを防ぐことができます!
言論とアクセスの自由化
現在のインターネットは、運営による投稿の削除やアカウントの凍結が可能となっており、これは言論の自由を制限しているとも言えます。
ですが、Web3.0の世界では、サービス利用者の合意のもとルールが決まるため、そうした一方的な規制がなくなるとされているんですね。
また、Web3.0ではアカウントがブロックチェーン上に存在しており、一つのアカウントであらゆるサービスに参加できるようになります。
こうしたアカウントはどのサービスでも同等の価値を保持しており、
例えばAのサービスで1万人のフォロワーがいる場合、新しく参加したBのサービスでもそれに近いステータスから始められるとされているんです。噂レベルですが。
Web2.0の成長にFacebookやTwitter、Instagramが欠かせなかったように、Web3.0でもソーシャルネットワークの存在は大きく関わってくるとして注目されているんです!
まとめ
- web1.0は「一方向情報伝達」
- web2.0は「双方向情報伝達」「中央集権型のインターネット」
- web3.0は「双方向情報伝達」「分散型のインターネット」
- web3.0で世の中はより安全で自由な世界に
いかがでしたでしょうか。
web3.0は「次世代の」と言われていますが、仮想通貨やNFTに代表されるように、すでに使い始められているのも事実です!
皆様も一足先に、次世代を経験してみてはいかがでしょうか。
それでは、また。
ちょるみ